2016年10月 ARCHIVE

コスタリカ ロシータ・バラブランカ農園

農園はコスタリカの主要な産地のタラス地区ドータにあります。
ドータ周辺の他農家に比べてやや標高が低いのですが冷たい風が留まるような谷間に位置しており高地と似た条件がそろっている珍しいテロワールをしています。

農園主のマルコは若い農園主ですが農学を学ぶなど勤勉で、土壌や木を分析し施肥のタイミングや種類、量などに細心の注意をはらっています。農地も0.7haと極小で細かな管理がし易いことも良いコーヒーを生み出せる要因となっています。ややしっかり目のコクとキュッとした小粒の柑橘の酸味がだんだんと甘みに変わり酸味のあるチョコレートを食べたような後味です。

コスタリカの最先端マイクロミルの香味をぜひお試しください。

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Koichi Terasaka illustration exhbition 『Koffie』

1ヶ月間に渡り開催してきましたKoichi Terasaka illustration exhbition 『Koffie』

明日の日曜日が最終日になります。
素敵なイラストに囲まれてこの1ヶ月多くのお客様にイラストを観て頂きました。店内との相性も良く特別な時間と空気感が流れていると思います。
明日一日の展示で名残惜しいのですが、是非この空間でお茶をのんで頂けたらと思います。

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ガテマラ ラ・トラベシア農園

ガテマラのニュークロップが入荷しました。
当店では御馴染みのサンタカタリーナ農園の農園主ペドロの叔父さんが管理する農園で、同じ山の斜面に位置しています。今年は高標高のブルボン(品種)のみで仕立てた特別仕様です。
香味はやはりサンタカタリーナ農園と近いものがありますが、今年の豆は挽いた瞬間からハッとするほど香りが強く、口当たりの柔らかさやクリアな後味はトラベシア農園に軍配をあげたいと思います。

少し特徴をつかみづらいグァテマラですが今回の豆は文句無く一口目で美味しいと感じて頂けるはずです。

ぜひお試しください。

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Koichi Terasaka illustration exhibition 「Koffie」

Koichi Terasaka illustration exhibition 「Koffie」

寺坂耕一さんの個展「Koffie」開催中です。

展示会の期間も後半を迎え盛り上がっております!
素敵なイラストに出会える店内ですので是非ご来店ください。
週末は美味しいリンゴケーキもお目見えです。

展示点数:約10点(額装)

使用画材:アクリルガッシュ、水彩紙

プロフィール:

寺坂 耕一(Koichi Terasaka)
1973年生まれ。
日本大学芸術学部写真学科中退後、セツ・モード・セミナー卒業。
書籍の装画、挿絵、CD、広告を中心にフリーのイラストレーターとして活動中。
主な仕事に「レ・ミゼラブル」装画(新潮文庫)など。

第179回 水野学氏のチョイス 入選(玄光社・イラストレーション)
第193回 芥陽子氏のチョイス 準入選(玄光社・イラストレーション)
装画を描くコンペティションVol.11 大滝裕子賞(Gallery House MAYA)


ちなみに、タイトルを「Koffie」とつけた理由ですが、
日本に最初にコーヒー豆を伝えたのはオランダという事で、
ちょっとクラシカルな雰囲気も感じられるかなと...。

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エチオピア ハル ウォッシングステーション

エチオピアのニュークロップ(新豆)が入荷しました。
エチオピアには大きな農園はほとんどなく、ステーション(精製所)単位での入荷となります。

周辺の小農家(家の裏庭程度の規模)がステーションにコーヒーチェリーを持ち込んだり回収業者に売って換金するしくみ。
そのため精製所ごとに味わいが異なりどこのステーションのものを使用するかがポイントとなります。
今回のハル ウォッシングステーションはエチオピアの一大生産地イルガチェフェ近郊にあり当店では初めて使用します。
ベリー系の香味ではなくどちらかと言えばレモンや柑橘、杏に近いフルーティさがあり、今はニュークロップの若々しい酸味と香りを楽しむことができます。

エチオピアは年間を通して少しずつ香味が変化していくので数ヶ月後にはまた違った表情を見せてくれる可能性もあります。
また、焙煎してから3〜4日するとより香りが強くなりますので少し置いてから飲むのもオススメです。

ぜひ旬の味をお楽しみください。

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