ミディアムロースト（浅炒り）のエルサルバドルに、やや深炒りのブラジルとケニアという少し珍しい組み合わせで作りました。重すぎない程よいコクで口当たりはとてもマイルド。
鼻からフッと抜ける華やかな香りも心地よく、何杯でも飲めてしまいそうです。
日に日に寒さが増してくるこの頃は、室内で過ごす事も多いかと思います。
そんな時にこの神楽月ブレンドでホッとしてみてはいかがでしょうか。

荒井さんの版画は柔らかいラインと温もりのあるトーンが特徴です。
コーヒーを飲みながらゆっくり眺めていると、作者の優しさがそれぞれの作品から伝ってきます。
是非、店内でゆっくりした時間をお楽しみください。

本日、イルガチェフェのゴディティ・ファクトリーが入荷してきました。
キリッとした酸の紅玉を使った『リンゴケーキ』とともに今月のオススメです。

当店でもおなじみのエリア、南部ウィラ県より新入荷です。

コロンビアは国土が南北に長く、地域によっては年に２回収穫ができる事などから少しずつ産地を変えていくと常にニュークロップ（新豆）を扱う事ができる国です。

当店も今年に入りすでに６〜７農園は扱っていて、コロンビアの香味だけを追っていくのも楽しいと思います。

今回のラ・ベガ農園は、グァルニソ・ブラザースという１０人兄弟が所有する農園の一つ。買取業者の厳しい基準の内、極めて稀な最高品質AAAを取得したコーヒーで非常に高い技術を持った生産者である事がうかがえます。

香味は南部ウィラ産のコーヒーらしいマイルドさと優しい柑橘の酸味。派手さは無いのですが豊かなコクがあり肌寒い朝などにホッと温まるのにちょうど良いボリューム感のコーヒーです。

ぜひお試し下さい。

明日からの個展は荒井雅美さんの版画と彫刻展になります。
優しい女性のモチーフの彫刻や有機的なモチーフの版画などユニークでちょっと大人な世界が広がります。
秋のひと時、暖かいコーヒーと一緒にゆっくりとおくつろぎ下さい。　　

作家さんからの一言

ヤルクコーヒーさんの空気感、
落ち着くけどシャキッとしているところが好きです。
ヤルクコーヒーさんらしく、私らしく。
両方が生き生きとエキサイティングな空間づくりをテーマにコラボしました。

身近な女性や有機的な泡のイメージなどをモチーフにした木版画と彫刻、過去10年の中から選びました。トータルに作家歴を振り返り、これからを膨らませる良い機会にもなりそうです。
是非この機会にカフェタイムをたのしみに来てください。

荒井雅美

【略歴】

彫刻家
荒 井 雅 美
略歴
2003 多摩美術大学　美術学部彫刻学科 卒業
2003-06 北九州門司港アート村にて制作活動
2015 MUM 美術学部在籍 (USA アイオワ州)
個展 ７７ギャラリー(銀座・2005, 08, 13)　　グループ展多数
招待 野外彫刻制作 国際木彫シンポジウム(2011 トルコ)
収蔵 東京オペラシティアートギャラリー