2017年3月 ARCHIVE

4月のお休みのお知らせです。

4月1日から小林旬子さんの『ジュエリー&スプーン』展を開催しております。

但し4月20日(木)は研修の為、臨時休業になります。
ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。

今月もみなさまのご来店をお待ちしております。

4月のお休みのお知らせです。

エルサルバドル エル・オルビド農地

中米、エルサルバドルからブルボン(品種)が入荷しました。
エルサルバドルは、同国で開発された大粒の品種"パカマラ"の産地として近年、世界的にも人気のある産地です。
今回入荷したのはグァテマラなど中米の主力品種の一つである"ブルボン"のもの。パカマラはあまり深いローストに向きませんが、ブルボンは浅目から深炒りまで幅広く耐えられ、重すぎないボディ感(コク、粘性)とクセの少ない香味で非常に飲み易いのが特徴です。

エル・オルビド農地は1887年から栽培の歴史があり、樹齢も50年以上の古木が多く存在します。
所有者のキョネス 一家は中規模の農園として大口商社向けの商品を作っていましたが、農地に適さない栽培方法を強いられ買取価格にも疑問を感じ、自らスペシャルティコーヒー市場への転換を選びました。土壌の分析から始まり、完熟豆のみの収穫を徹底的にピッカー(収穫をする季節労働者)に指導するなど、方針転換後の数々の取り組みで品質は飛躍的に向上。今では生産量の50%をスペシャルティコーヒーとして流通させるまでになっています。

フルーティな酸味からくる華やかな香りがあり、柔らかな口当たりですが割としっかりとコクがあります。
春風のように爽やかに飲んでいただけるこの時期にぴったりなコーヒーです。ぜひお試し下さい。

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グァテマラ サンタカタリーナ農園 "ピーベリー"

サンタカタリーナ農園はグァテマラの優良産地アンティグア内でもほぼ一番標高の高い場所にあり、そのテロワールは他の農園には無いグァテマラ最高峰の香味を生み出しています。現在同時に販売しているブラジル マカウバ・デ・シーマ農園と同様にこの農園との付き合いは長く、すでに15年は経っていると思います。

今回はその中でも"ピーベリー"と呼ばれる豆を販売します。通常のコーヒーチェリー1個にはコーヒー豆(種)が2粒入っていますが、片方がうまく生育せずに一つの種子が大きく育ったものが"ピーベリー"と呼ばれます。
丸みのあるコロコロとした見た目で、どんな品種の木にも必ず少しは出来ます。他の豆と厳密に選別するのは非常に手間がかかるのですが、無理を言ってほぼ100%ピーベリーに仕立ててもらいました。

香味はグァテマラらしく、柔らかでクリーンな酸と軽やかなコクがバランスよく感じられます。栄養が一粒に集中する為か、通常の豆と比べてコクも酸味もやや濃度が高いように感じます。やはり単体で飲むよりも通常のグァテマラと飲み比べると違いが分かり面白いと思います。

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Spring Blend  2017春ブレンド

今の時期は新年度産(ニュークロップ)の豆が多く入荷してくる季節で、少しずつ近づいて来る春の様にブレンド作りも何となくワクワクします。今回はこれからの季節に合わせてやはり軽やかで爽やかなイメージで作りました。
ニュークロップの東チモールで軽やかさを、ケニア、エチオピアのアフリカからはフワッと華やかな香りを、そして販売中のガテマラ ピーベリーが程よいコクを与えてくれてます。もう少し暖かくなって、花見や外で飲むのにもホッとできる心地よい香味です。Spring Blend 2017 をぜひお試し下さい。

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ヤルクコーヒーオリジナル名刺入れ

岡山県津山市の家具職人ヨネモノさんに名刺入れを製作して頂きました。デザインはヨネモノさん、木材はヤルクコーヒーが指定させていただきました。材質ですが杢目の素敵なトチを使いサイドバーにはチェリーとウォールナットの2種類です。以前、自分用にと製作依頼を掛けていたところ、ご近所の木材屋さんに素敵なトチがあるとご連絡いただきまして、それではと言う事で製作して頂きました。ケースの作りは指物師のごとく精密にできており細かい作業が効いております。この先、使い続けていくとチェリーやウォールナットの色合いが少しづつ濃くなりトチとのコントラストが素敵ではないかなと思っております。
(個々のケースによって杢目が違います。)


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