今月の写真展『寒冷前線』
昨日、当店でおこなわれている村上慎二氏による写真展『寒冷前線』の写真の入れ替えをいたしました。半年と長い展示期間となりましたが、今回がラストとちょっと寂しい気持ちになります。
5月からスタートした展示も、今回で最後です。ストーリーとしては、月や港という、潮の満ち引きに関わる写真にはじまり、一貫して夜の闇とカメラの「暗箱」としての闇の繋がりで、月と人工照明によって繰り広げられる夜景を提示しました。今回の最後の展示作品で、ようやく人の営みに焦点が出始めてきます。山から街並みの灯りの中へ下って行く、箱根ターンパイクから小田原市早川地区の街並みを望む写真と、そして踏切で後姿ながら長秒時露光によるブレ効果の人の登場です。
村上慎二
今回も素敵な作品に仕上がっております。
まだご覧になっていない方は是非!お茶をのみながらゆっくりとご覧ください。