2019年5月 ARCHIVE

コロンビア ナリーニョ ガジナセーラ農地(ニルソンロペス)

コロンビアのガジナセーラ農地が入荷いたしました。

前回はウェットミルに隣接したサンアントニオ農地のコーヒー豆を取り扱ってきましたが、干ばつの影響で木が疲弊したのかサビ病が蔓延、カットバック、植え替えせざるを得なくなり、そのため今回はサンアントニオ農地のある谷をさらに奥に進んだニルソンさんのお母さんが所有するガジナセーラ農地(栽培・収穫はニルソンが管理)を取り扱います。

標高2000mを超えるこのエリアは、農地麓を渓谷が通っているため夜間も比較的気温が下がりにくい事が高いカップ品質の一要因と言われています。農園主のニルソン氏云く「人の手で品質を上げる事など微々たるものです。肥沃な大地と特殊な気候が生み出したコーヒーの実を丁寧に収穫・精製・乾燥することで品質の低下防ぎ、少しでも美味しい状態で出荷する事が私たちの仕事です。」と語ります。


香味はナリーニョ特有の綺麗でしっかりした柑橘系の酸とミディアムなボディがマイルドな舌触りと、ほのかに杏のような甘みを感じさせます。個人的にはコロンビアの中でも一番好きなエリアなのでオススメしたいコーヒーです。
今回はシティロースト(やや深炒り)です。

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『うちぼり養蜂園』の初蜜

沖縄の『うちぼり養蜂園』より新しい蜂蜜が入荷いたしました。
昨年の台風の影響で今年の収蜜が遅れ、今回が今年初の入荷となりました。
第一弾は宮古島の『サシ草』の蜂蜜です。

ハーブの一種であるサシ草から採れた沖縄ではポピュラーな蜂蜜です。
サシ草100%の蜜で、今回採れたものは花粉の量が今までで1番!と言えるくらい栄養満点で、昨年のモノより糖度が高めとなっています。

優しい酸味と上品な甘さが特徴で、料理や飲み物何にでも相性バツグンです。
『うちぼり養蜂園』のはちみつは沖縄県産の無添加でビタミンやミネラル、酵素などの栄養を壊さないよう加熱処理をしていません。沖縄の自然のめぐみがいっぱいの貴重な蜂蜜です。

当店でもすっかりファンが多く、季節のうつろいと共に楽しんでいただけるうちぼりさんの蜂蜜。
是非お試しください!

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エチオピア グジ ウラガ

ヤルクではエチオピア産のコーヒーとして、イルガチェフェ村のステーションをメインに販売してきましたが、今回はなかなか素晴らしいシダモが入荷して来ましたのでご紹介いたします。

このコーヒーはイルガチェフェの生産地のゲデオゾーンの隣、当店で扱うコチェレやゲデブに接する地区、オロミア州グジゾーンのとあるウォッシングステーションで生産されました。このグジゾーンは近年注目を集めるエリアで標高が高くウラガも数多くのステーションが点在しています。

カップからは恵まれたテロワールと生産者の高い生産技術力が感じられ、香味はアプリコットやピーチのような果実味のあるフレーバーと最大の特徴でもある『甘み』が感じられます。

イルガチェフェとはまた違った香味のエチオピアを是非お楽しみ下さい。

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『父の日』ギフトセット

日頃の感謝の気持ちをコーヒーギフトという形で贈ってみてはいかがですか。

今年の『papa blend』はしっかりとしたコクの中に優しいマンデリンの香りが心地よく、わずかにナッツ系の風味を感じさせます。苦味もありますが酸味を抑え、後味が柔らかくほのかに甘い余韻を感じさせる大人のブレンドに仕上げました。生菓子や焼き菓子との相性も抜群です。

香味の違いを楽しむなら、ややコクの『ヤルクブレンド』や『水無月ブレンド』を、また沖縄のウチボリ養蜂場のハチミツと合わせていただいても喜んでいただけると思います。

今年もイラストレーター・友澤健太郎さんの新作!素敵なメッセージカード付きです。

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ペルー・フェスパ農園 ウィルダーガルシア [やや深炒り]

ペルー「フェスパ農園」は1960年に設立し、Wilderの父Oracio氏が引き継いでいます。

3代目にあたるWilder氏は若干24歳の若者ですが、自らの希望で18歳時にエクスポーター主催の農園指導員研修に応募し、農園管理について多くを学びました。

現在、実家の農園でその内容を実践し、生産性・品質双方で飛躍的な向上を実現した後、現在ではWilderが農園指導員の一人として活躍するとともに、フェスパ農園をモデル農園として開放し他の生産者が直接訪問し学べる場所にしています。

この農園は品種ごとに植えており、今回、取り扱いうのはアンデス山脈の山々が入り組んだ険しい地形から産まれたティピカ種です。コロンビアのティピカ種のように明るく軽やかな印象と綺麗な質感の飲み心地が特徴です。貴重なティピカ種の香味を体験して頂くのにお勧めしたいコーヒーでもあります。

生産者:ウィルダー・ガルシア
所在:カハマルカ県ハエン郡ウワバル地区ウアコ
標高:1,700-2,000m
生産量:170袋程度
農地:現在11ha農地。土地はまだまだあるので毎年3haずつ拡大予定。
栽培品種:カトゥーラ、ブルボン、ティピカ
収穫:完熟チェリーを選択的に手収穫
精製:発酵槽を使用したウォッシュト
乾燥:ビニールテント付の乾燥棚

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