ブラジル マカウバ・デ・シーマ農園 2017

新年度産(16-17クロップ)のブラジルが入荷しました。
まだ日本に単一農園のコーヒーを飲むという概念が無い頃から、20年来の付き合いになる農園です。
現在主流のいわゆる「シングルオリジン」の先駆けと言えます。

今回はブラジルの伝統的な精製方法であるナチュラル精製のものを入荷しました。
ナチュラル精製は収穫したコーヒーチェリーをそのまま天日乾燥させた後に豆を取り出す方法で、独特なフルーティさを持った豆に仕上がります。

水を使った選別工程が無いため、不良な豆が混在しやすく味に濁りが出るなどと言われますがそれは一昔前の話。
近年の生産者は手間はかかりますが厳密に選別を行い丁寧に作る事でデメリットを克服し、ナチュラルでしか味わえないフルーティさを最大限に活かそうとしているように感じます。

今年のナチュラルは生豆の状態でもとても綺麗な見た目で、味わいも例年にない程に透明感があります。ナチュラルならではの果実感とブラジルらしいナッツなどの香ばしさを感じることができます。
お米で言えば「新米」の状態です。コーヒーの"旬"をぜひお楽しみください。

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