エチオピアナチュラル・ウォテ・ウォッシングステーション

エチオピアのニュークロップ(新豆)が入荷しました。
エチオピアには大きな農園はほとんどなく、ステーション単位での入荷となります。周辺の小農家(家の裏庭程度の規模)がステーションにコーヒーチェリーを持ち込んだり回収業者に売って換金するしくみ。そのため精製所ごとに味わいが異なりどこのステーションのものを使用するかがポイントとなります。

今回のウォテ・ウォッシングステーションはエチオピアの一大生産地イルガチェフェ村を6kmほど南下した地区にあり、近隣のステーションの中でも1、2を争う程の素晴らしいコーヒーを毎年生産しています。今回は収穫したコーヒーチェリーの果肉を付けたまま乾燥させて作るナチュラル精製のものです。果肉に含まれる糖質が発酵し、独特の甘い香りや酸味をもったコーヒーに仕上がります。

今年のウォテ・ナチュラルは野イチゴやカシスのような甘い香りで初めて飲む方は少し驚かれると思います。同時に販売しているエチオピア ウォッシュト精製のものと飲み比べると面白いかもしれません。また、エチオピアは焙煎してから3~4日するとより香りが強くなりますのでお手元に届いてから少し置いて飲むのもおすすめです。

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