当店では珍しいホンジュラスのニュークロップが限定入荷して来ました。
ガテマラ、コスタリカに続きスペシャルティコーヒーの生産地として近年品質の向上が目覚しく注目されている国がホンジュラスです。ホンジュラス国内のコーヒーの主要生産地はコマヤグア県サンタバーバラ県マルカラ県などの北西部の高地になり、今回の入荷はコマヤグア県のチャウィテ地区のコーヒー豆になります。

チャウィテ地区は山深い地で街からのアクセスも悪い地です。そのためか、サビ病の打撃後、急速に植え替えが進んだハイブリッド種以外の、ティピカ、ブルボン、カトゥアイなどが比較的多く残っているエリアです。

エル・グルーポ 農地の農園主でもあるアントニオ氏は1985年にティピカを植え、コーヒー生産を開始しました。しかし、コーヒー相場の低迷や汎用品向けにローカルバイヤーに販売せざるを得ない流通事情から収益はほとんど得られず苦しい状況が続いてきた中、高品質コーヒーの道があることを知り、農事指導を受け、プロセスの改善に取り組見ました。昨年、成果が表れ今回のロットにおいても継続して良い品質のコーヒー豆に仕上がってます。

香味はしっかりとしたボディとコクの中に柔らかな甘みを感じます。
5年前のホンジュラスのコーヒーとは別世界の味わいです。
今回はコマヤグア県の違う3農地が限定入荷しましたので順番にリリースして行きます。
現在のホンジュラスでのスペシャリティコーヒーを味わうのには良い機会だと思いますので是非お楽しみ下さい。

生産者：アントニオ・ラミレス
所在：コマヤグア県セルグアパ チャウィテ地区
収穫期：2月~5月
標高：1,800m
面積：3ha（コーヒーノキ作付面積2.5ha）
収穫・精製：
・完熟チェリーの収穫を徹底
・フローター選別
・収穫当日にパルピングを行い24-30時間発酵
乾燥：ベッドにて20日程度乾燥、完了のタイミングは入念に目視確認する。

今年の『ゴールドフェザーブレンド』は今注目のホンジュラスを使用してバランスの良いブレンドに仕上げました。
軽やかでマイルドな舌ざわり、ほのかにベリーを思わせる余韻と甘みが特徴です。12月恒例の限定ブレンドになりますので是非お楽しみください。

年内の営業は12月29日(日)までとなります。
年始は1月1日～5日までお正月メニューで営業いたします。
大宮八幡宮のお帰りの際には是非お立ち寄り下さい。
よろしくお願いいたします。

12月と1月の展示会は柳本史さんの作品展『そっと抱き寄せる』を行います。今年も素敵な版画がや陶器が並びますので是非お楽しみ下さい。
（気になる作品がございましたらお気軽にスタッフにお声掛けください。）

コーヒーは『12月限定ブレンド』や『クリスマスブレンド』などの販売を予定しております。
シングルは限定で入荷いたしました『ホンジュラス 』の3農地を順番にを販売致します。グァテマラ、コスタリカに続きスペシャルティコーヒーの生産地として近年品質の向上が目覚しく注目されているホンジュラス です。素晴らしいスペシャルティコーヒーの世界をお楽しみ下さい！

カフェでは、今月も好評の青森県産のこだわりの紅玉を使用した『りんごケーキ』や『アーモンドケーキ』その他『いちごのパンビー』や『ブルーベリーケーキ』など日替わりでお楽しみいただけます。
コーヒーも美味しく感じる季節になってまいりました！12月も宜しくお願い致しまします。