新入荷豆 ARCHIVE

コスタリカ ロシータ・バラブランカ農園

農園はコスタリカの主要な産地のタラス地区ドータにあります。
ドータ周辺の他農家に比べてやや標高が低いのですが冷たい風が留まるような谷間に位置しており高地と似た条件がそろっている珍しいテロワールをしています。

農園主のマルコは若い農園主ですが農学を学ぶなど勤勉で、土壌や木を分析し施肥のタイミングや種類、量などに細心の注意をはらっています。農地も0.7haと極小で細かな管理がし易いことも良いコーヒーを生み出せる要因となっています。ややしっかり目のコクとキュッとした小粒の柑橘の酸味がだんだんと甘みに変わり酸味のあるチョコレートを食べたような後味です。

コスタリカの最先端マイクロミルの香味をぜひお試しください。

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ガテマラ ラ・トラベシア農園

ガテマラのニュークロップが入荷しました。
当店では御馴染みのサンタカタリーナ農園の農園主ペドロの叔父さんが管理する農園で、同じ山の斜面に位置しています。今年は高標高のブルボン(品種)のみで仕立てた特別仕様です。
香味はやはりサンタカタリーナ農園と近いものがありますが、今年の豆は挽いた瞬間からハッとするほど香りが強く、口当たりの柔らかさやクリアな後味はトラベシア農園に軍配をあげたいと思います。

少し特徴をつかみづらいグァテマラですが今回の豆は文句無く一口目で美味しいと感じて頂けるはずです。

ぜひお試しください。

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エチオピア ハル ウォッシングステーション

エチオピアのニュークロップ(新豆)が入荷しました。
エチオピアには大きな農園はほとんどなく、ステーション(精製所)単位での入荷となります。

周辺の小農家(家の裏庭程度の規模)がステーションにコーヒーチェリーを持ち込んだり回収業者に売って換金するしくみ。
そのため精製所ごとに味わいが異なりどこのステーションのものを使用するかがポイントとなります。
今回のハル ウォッシングステーションはエチオピアの一大生産地イルガチェフェ近郊にあり当店では初めて使用します。
ベリー系の香味ではなくどちらかと言えばレモンや柑橘、杏に近いフルーティさがあり、今はニュークロップの若々しい酸味と香りを楽しむことができます。

エチオピアは年間を通して少しずつ香味が変化していくので数ヶ月後にはまた違った表情を見せてくれる可能性もあります。
また、焙煎してから3〜4日するとより香りが強くなりますので少し置いてから飲むのもオススメです。

ぜひ旬の味をお楽しみください。

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10月限定ブレンド「KoffieBlend」

現在、ヤルクコーヒーではKoichi Terasaka illustration exhibition 「Koffie」の展示会を開催中です。

今月のスペシャルブレンドはこのexhibitionのために、寺坂さんのイラストのイメージと重ね合わせ「KoffieBlend」を作りました。展示のテーマは「珈琲に魅せられた紳士淑女の日常風景」。

クラシカルなイメージで酸味を抑えコクと香ばしい苦みを意識したちょっとビターな大人の味わいです。コクと苦みはありますが後味はクリアー。焙煎技術で"焦げ"とは違う絶妙な領域を表現したコーヒーは他ではなかなか味わえません。

素敵なイラストをご覧頂きながらぜひお楽しみ下さい。

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エルサルバドル シベリア農園 パカマラ

今が旬の中米エリアからエルサルバドルの大粒品種パカマラが初登場です。
エルサルバドルはあまり馴染みのない産地かと思いますが、1950年頃にはコーヒー専門の国立研究所が設立されるなどコーヒーが国の重要な産業になっている生産国です。パカマラという品種もこの研究所で開発されたもので今日のエルサルバドルの主要な品種となっています。1870年に設立されたシベリア農園は、現在の農園主で4代目という非常に歴史の長い農園です。

このパカマラが植わっている区画は非常に急勾配の斜面でかつ強風が吹くという厳しい環境あり、その為か大粒の品種にありがちな間延びした平たい味わいとは違い、くっきりとした酸を持っているのが特徴です。
サッパリした口当たりはとても滑らかで柔らかくレモンのように爽やかな酸味が心地よい甘みに変わっていきます。
「酸っぱい」とは違う綺麗な果実の酸味を感じられるコーヒーです。
今が旬ですのでぜひお試し下さい。

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