新入荷豆 ARCHIVE

コスタリカ チリポ ロス・クレストネス-エル・ボスケ農地

コスタリカの独立系マイクロミル(小規模な精製所)ロス・クレストネスより、また素晴らしいコーヒーが入荷しました。ここ10年弱で世界的にも高級コーヒーとして知られるようになったコスタリカ。裏庭的な小さな農地をもつ生産者が多く、摘み取ったチェリーをそのまま買取業者に引き渡して現金化するのが通常の取引です。しかし自分たちで精製を行い高付加価値をつけて一般のコーヒーとの差別化を図ろうという動きがあり、誕生したのがマイクロミルと呼ばれる小規模な精製所です。10数組の生産者がグループで立ち上げたのが今回のクレストネスミルです。

今回のコスタリカはサンホセ州ペレスセレドン市リバス地区ピエドラの(チリポ山西側に連なる山脈の山麓に位置する。)標高1,830-1,910mにあるエル・ボスケ農地の二つの区画のうちのひとつエル・ボスケ区画のコーヒーです。

エル・ボスケ区画の特徴はアーモンドチョコのような香ばしさとコク。甘さの中に柑橘の酸があり、爽やかで比較的に軽やかな飲み心地になります。

農園は小規模ですが丁寧に作られた事が分かる素晴らしい味わいをぜひお試し下さい。

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ケニア ガクイ・ファクトリー

東部エンブ県北部の現地の優良ファクトリーガクイ。現地のオークションでも常連のファクトリーです。このファクトリーの素晴らしさは何年にもわたって高いカップクオリティを継続的に生み出している点です。丁寧なチェリーの選別と精製が毎年すばらしケニアを届けてくれる要因になっているのだと思います。ケニアのコーヒーの特徴といえば濃縮された果実感から生まれる豊かなボディですが、従来のケニアフレーバーの黒系のベリー思わせる果実の甘みや酸に今年はドライパインのようなトロピカルな華やかさも感じさせる香味になっております。

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コロンビア・サン・フランシスコ農園 Diego Lopez

コロンビア南部は大規模な農園というよりも小規模生産者が多く、 FNCや他のエクスポーターが地域ごとにコレクティングポイント(買付場所)を設けてパーチメントを集め、ロットを仕立てています。

今回のコロンビア『サン・フランシスコ農園』は標高2栽培地6haの単一農園になります。農園主のロペス氏は『コロンビア品種の区画でこれだけ標高が高く厳しい環境で栽培すればコロンビア品種は高い品質を示すのではないか?』という興味から試験的に栽培を開始したり、乾燥工程においてパーチメントへのダメージを緩和するためにどういったグリーンハウスが最適かを探るなど品質マインドが非常に高い生産者です。

コクの中からスッキリとキレのあるナリーニョ特有のテロワールから産まれる柑橘の酸は程よい甘みを感じます。やはりマイルドコーヒーの代表格と思わせる香味です。

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水無月ブレンド

雨の多い季節になりました。
今年の水無月ブレンドは古典的なブレンドコーヒーをイメージしてみました。
古典的と言いましてもヤルクコーヒーが作るブレンドですから香味が結構突き抜けております。

まずは美味しいコロンビアが入荷してますので、コロンビアをベースにブラジルのマカウバ農園をアクセントとして使用し、酸味を抑えたバランスの良いマイルドな味わいに仕上げました。

ブラジルのマカウバの農園は付き合いが古くブルボンを植えて頂いた経緯もあるのでブレンドのアクセントとして使うにはとてもユニークな豆だと思っております。

今月のブレンドを是非お試し下さい。

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ケニア カブティリ・ファクトリー

ケニア山が有る北西から南東に向かって斜面が広がる東部州エンブ県の各村の小農家は良質のコーヒーが生まれるテロワールに恵まれ優良コーヒーファクトリーが多く存在します。
今回のカブティリ・ファクトリーのスペシャルロットは果実味のあるしっかりとしたケニアフレーバーが特徴です。
ほのかに野菜香も感じられ最初に口に含むアタックには複雑なスパイスなども感じます。
なかな良い出来のコーヒーです!!これからの季節にじっくりと味わって頂きたいケニアです。

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